ブログが丸ごとパクられたので通報してみた

はてなブログ等から大量にパクられている気がします。
ぜひご自身でチェックしてみてください。

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パクリに気付いた経緯と対処法をメモしました。

 

 

ブログがパクられた!


先日、自分の記事をスマホでチェックするためにgoogle検索してみたところ、私のブログを丸ごとコピペしているサイトを見つけてしまいました。


左がオリジナル、右がパクリサイト

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※パクリサイトのタイトル下、今は空白ですが当初はGoogleアドセンスの広告が貼られていました・・・


一瞬頭が真っ白になりました。
困っている人の助けになれたらという思いで記事を書いてきました。
大事に育てているまだまだ未熟なブログの将来が、かすめ取られたと思いました。

このブログは初めてまだ3か月ちょっとの弱小ブログですが、最初のご挨拶の記事から直近の記事まで22件全記事がパクられていました。一字一句同じです。

もっとショックだったのは、このサイトが巨大だったということ。

サイドバーにはカテゴリが 4581 件もずらーーーっと並んでいます。
恐らくパクられた人の全カテゴリが表示されています。
相当数の被害者がいるということです・・・

そして、巨大ゆえ、Google検索では絶対に私のブログよりも上位に表示されます。

他人の記事で人を呼び寄せて広告をクリックさせて収入を得るとは、なんてひどい行いだろう。

WELQMERYのニュースは見ていたし、ブログは初めてだけどネット歴はそこそこ長いし、パクリは横行してるよね、とは思っていました。

でも、まさかこんなwebの片隅の小さなブログが全記事やられるとは思ってもいませんでした。


記事はソースごと盗まれている

文章をコピペしているのではなく、ソースごと機械的にコピペされているようです。
なのでリンクもそのまま。過去記事へのリンクをクリックすると私のブログに飛びます。
画像もはてなサーバから読み込まれています。
キーワードリンクをクリックすると、はてなキーワードに飛びます。
私が練習で貼っているASPの広告も、変更も削除もされずそのままでした。

ソースごとパクった後、本文の前と後に広告を追加して公開されているようです。


更新内容も転載される

ブログ記事を更新してみたところ、更新内容もパクリサイトに反映されました。
本文、画像、タイトルの変更や追加がすべて反映されます。
最初にテキトーな記事を盗ませておいて、後でちゃんとした記事に更新するという手を考えていたのですが、通用しないようです。

更新の実験に使ったページがこちら↓
パクリが発覚してから通報と対策が終わるまでを時系列でつらつら書いています。

新しい記事を書いてもどうせパクられると思ったので、対策が終わるまで追記の形で誰にも知られずに書いてきました。日記のようなものです。
これを改めて人様の目に触れられる記事として整理したのが本記事です。


RSSを使ったパクリか

どうも、RSSの仕組みを使ったブログパクリというのがあるらしいです。
RSSというのは、気に入ったブログの新規投稿や更新を自動でチェックして読み込んでくれるというあれですよね?なぜかずっと前に廃れたと思い込んでいました・・・

記事の一部がRSSで配信されて「続きはブログで」となっているものもありますが、はてなブログは「全文配信」なので、パクりやすいみたいです。

RSSでこのブログを読んでくださっている方がいらっしゃったら、最近一日に何度も更新してしまい、うざかったと思います。ごめんなさい。)

実験したところ、記事を書いてすぐに転載されているわけではありませんでした。巡回は数時間に一度なのでしょうか。それともどこかに手作業が入っているのでしょうか。

被害の状況がなんとなく分かったところで、ではどうすれば良いのか、対処法を調べました。

以下に、一般的な対処法をメモしておきます。
私が実施しなかったものも、実施しなかった理由とともに載せておきます。


魚拓を取る

まずやっておいた方が良いのは、魚拓を取ることです。
クレームを言ったときにしらを切られないように。
三者に相談する時の証拠のために。
今現在のパクリサイトの魚拓をとっておきましょう。

私はこちらのサイトを使用しました。

http://archive.li/


さくっとできるかと思っていましたが、結構時間がかかりました。

※今回私が行った対策では魚拓の出番はありませんでした。

サイト管理者に削除要請する

メールやコメントで、
「パクるのはやめてください。記事を削除してください」
とサイト管理者に伝えるのが手っ取り早い解決方法です。

しかし、今回私がパクられたサイトはコメントを受け付けておらず、連絡先も載っていませんでした。

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 パクリサイトの「特定商取引法に基づく表記」ページ。ふざけてますね。

Whois情報でドメイン所持者を調べる

Googleアドセンスで広告収入を得るには、独自ドメインが必須です。
Whois情報というのは、ドメインを所有している人の情報のことです。

Whois情報は検索すると簡単に調べることができます。
調べるのは簡単なのですが、その先が私にはハードルが高かったので挫折。

Whois情報を調べる方法は、私が書くまでもなく色々な方が記事にされていますので、
検索してみてください。

 

ドメイン発行会社やサーバに対応依頼する

本人に連絡が取れなくても、ドメインを発行した業者やサーバを貸している業者、ブログ運営会社などに問い合わせることができます。
今回の場合、Whois情報によってドメイン発行業者は分かりました。

1. 記事を削除してくださいとお願いする(送信防止請求)
2. サイト管理者の個人情報を教えてもらって直接やりとりする(発信者情報開示請求)

どちらにしろ、自分の住所・氏名・印鑑登録・運転免許証のコピー・証拠書類(ここで魚拓が活きるかも)などが必要です。

私は今回の件ではそこまでできません。
私のブログ規模だと、引越したほうが早いので・・・

DMCA著作権)侵害の報告をする

DMCA侵害の報告とは、Googleに「このサイトは著作権を侵害しているのでGoogleの検索結果に載せないでください」とお願いすることです。

この方法も、私が書くまでもなくたくさんの方が記事にされていますので検索してみてください。

私はパクリを見つけたその日のうちに通報しましたが、承認までに5日かかりました。数時間で承認されることもあるようです。

申請した時にダッシュボードの url が表示されるので、そこで進捗チェックします。
処理が終わると「保留中」から「承認」に変わります。
Googleからの結果連絡メールはありません。

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私は22件なのでそんなに手間ではありませんでしたが、記事が多い方は大変でしょうね・・・

承認後に記事タイトルで検索したら、パクリサイトは検索結果に現れなくなりました。また、該当記事からアドセンスの広告が消えました。
Googleさん、ありがとうございました。

また、承認後は検索画面に以下の記載が現れるようになりました。

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この「クレーム」をクリックすると、私のクレーム内容が表示されます。

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申請するときに氏名を書かされます。嘘を書いてはいけません。
それだけだと画像の赤枠のところに氏名が公開されてしまいます。
会社名を入力すると、氏名ではなく会社名が公開されます。
個人の場合は会社名の代わりにブログ名を入力すると良いです。

なお、氏名はペンネームでも良いという記事も見ましたが、私は本名をローマ字で書きました。

相談内容に「テキストと画像が無断転載されている」と書きましたが、この文章は後悔しています。

「テキスト」だと書式やリンクが含まれていないイメージですが、実際は丸々転載されています。また、画像ははてなサーバにある画像を表示させているのであり、画像自体が転載されたわけではありません。

入力しながらちょっと違うなと思っていたのですが、そのまま申請してしまいました。

Googleの中の人が日本人かどうか分からないので簡潔な文のほうが良いかと気を回しすぎたのもあります。

500文字まで入力できるようなので正確に説明したほうが良いです。
今回はGoogleの方が理解してくださったようで助かりました。

広告会社に通報する

Googleの検索結果には表示されなくなりましたが、パクリサイト自体が無くなったわけではありません。今後新しい記事を書けば、またパクリサイトのほうが上位に表示されるでしょう。記事を書くたびにDMCA報告しなければならないのでしょうか。

パクリサイトの目的は Googleアドセンスの広告で収入を得ることです。たぶん。

アドセンスに通報すれば、収入が得られなくなり、サイトを続ける意味が無くなり閉鎖してくれるのではないかと淡い期待を持ちました。

そこで、アドセンスについて調べてみところ、「ポリシー違反の報告」というところに相談できることが分かりました。

https://support.google.com/adsense/contact/violation_report

 

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ここでもまた名前を書かされます。
今度は嘘を書くなとは言われなかったため、「Spica In The Forest」と入力しました。

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また、私はアドセンス利用者ではなく、アドセンス広告主でもないので「どちらでもない」を選択。

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違反サイトのURLを入力。
メディアはウェブサイトを選択。

DMCA侵害報告は著作権侵害された本人しか通報できませんが、今回はサイト全体を通報できるようです。

この後、どんな違反をしているのか選択肢から選ぶことになるのですが、スクショを撮り忘れました。

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確か、この2つのどちらかを選択したと思います。
(※複数選択可なのでいくらでも選んで良いのですが)

著作権の方を選ぶと、DMCA侵害のほうに誘導されると思って「その他」にした気がする・・・

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最後に詳細を記入します。

・私のブログ記事を丸ごと無断転載して、アドセンス広告を付け足して公開している。
・サイトの規模が大きく、他にも被害者が多数いるようだ。
・オリジナル記事にアドセンス広告が付いている場合は、IDをすり替えて公開しているようだ。

このようなことを記入しました。

最後に送信して終わりです。
結果報告の連絡はいただけないようです・・・



通報して翌日は特に変化なし。

その後忙しくてチェックできなかったのですが、通報4日後に確認したら、Googleアドセンスの広告が消えていました。全部はチェックできないですが、ランダムに開いたページいずれも広告なし。

アドセンスのことはよく分からないのですが、ソースから該当コードが消えたわけではなさそうなので、アドセンス側で何らかの処理がなされたのだと思います。

Google から報告をもらってないので、これが私が行動した結果なのか、他の方の何らかの行動の結果なのかは分かりません。


広告が無くなったのだから、サイトも閉鎖してくれないかと思っているのですが、今日もパクリは続いているようです。

バックリンクを否認する

Search Console で、パクリサイトからのバックリンクを否認します。

他サイトからのリンクが多いと Google からの評価が高くなるそうですが、悪質サイトからのリンクは逆効果。
パクリサイトからのリンクを考慮に入れないよう、Google に依頼しましょう。


でもこれ、全員対策できるわけではないですよね?

私は、アフィリエイトの誇大広告に騙されてしまう発達障害の知人を見て、社会勉強のつもりで ASP に登録したし、Google アナリティクスも Search Console も利用しています。でも、広告を入れるつもりのないブロガーさんは導入していないような。

もしこれから導入するなら、解説しているサイトがたくさんあるのでその通りにやれば決して難しくありません。バックリンクの否認も簡単です。

画像を差し替える

「ブログ パクられた」で検索すると必ず出てくる復讐方法です。

画像を差し替えて、パクリブログに「これはパクリサイトです」などと書かれた画像を表示させるのです。

やってみたかったのですが、はてなブログでは画像urlを変えずに中身だけ変えることはできないみたいですね。

https://hatena.g.hatena.ne.jp/hatenafotolife/20170404/1491290387

はてなフォトライフアップロードした画像について、回転や「明るさ調整」「絵を描く」などの機能を使って編集した際に、編集後の画像を別の画像として新規に保存するよう、仕様を変更しました。


そもそも、今回の件では、私のブログとパクリサイトはいつでもソースごと同じなので、この手は使えません。

パクリが最初の一度だけで、更新を反映せず、画像を差し替えることができるブログなら、この方法も使えたのですが。

もし私がブログを引っ越すことになったら、その時に実行してみるかもしれません。

Fetch as Googleクローラーを呼び出す

私のような弱小ブログへは、Google さんは頻繁にチェックしに来てくれません。

新しい記事を書いた時に、パクリサイトの方が先に Google にインデックスされてしまうと、自分のブログのほうがコピーサイトだと認識されて、検索結果に出してもらえない可能性があります。

 Fetch as Google を使うと、Google に「記事を新しく書いたから見に来てよ」とリクエストすることができます。




Fetch as Google は Search Console のここにあります。

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今回クロールして欲しい url を入力し、
「取得」をクリックします。

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※「取得してレンダリング」だとページのエラーチェックをしてくれる代わりに読み取りに時間がかかります。

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ステータスが完了になったら
「インデックス登録をリクエスト」をクリック。

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「私はロボットではありません」にチェック。
「このURLのみをクロールする」にチェック。
「送信」をクリック。

これで終了です。

画像の「注」に記載ありますが、リクエストしてもインデックス登録してくれないこともあるようです。

また、パクリサイトよりも絶対に早く登録されるとも限りません。
記事を書いたらすぐにリクエストしましょう。

最後に

やれることはやったので様子を見てみます。

パクリサイトは今日もパクり続けています。

20180714 追記

anichibanのサイトが消えたようです。
対処してくださった方々、ありがとうございました。

wanichan様、ご言及ありがとうございました。

また、記事内のリンクが一部切れていた?ため修正いたしました。